アルコールが呼ぶ声がする

仕事とか車とか酒とか

転職する話

タイトルオンリー。2月末で現職を離れて転職するので短めに退職エントリ。

 

現職の話

2021年11月からカンムに在籍して、セキュリティ屋として色々とやっていた。1年くらいして新しいメンバーが入ったタイミングで、技術的なことは任せて自分は会社規程やガイドライン整備なんかのコンプラや監査対応などの事務的なことを主に担当していた。

 

転職までの話

現職ではPCI DSSv4.0への移行などのおもしろ案件を担当していたので転職をする気力もモチベもなかった。

それなのに転職することになったのは、LinkedInでエージェントからメッセージをもらったのがきっかけ。これまでのキャリアとこれからを考えたときに、漠然と「次行くならこのへんかな」と思っていた分野がいくつかあるのだけど、その内の1分野が投げられてきた。悩みながらも少し調べをした後で「興味あるし話を聞いてみるか」となった。話を聞いてみるといい意味で想像と違っていて「これは中にいたら面白いんじゃないか」「このタイミングを逃したら次いつチャンスがくるかわからない」と考えた。1−2晩悩んで、選考へ進む決断をした。決めてからは怒涛のように進み年末にはオファー、年始に受諾の回答をした。

なんやかんやカンムは2年ちょっとの在籍に。短期間でも「金融系のセキュリティはこうやって動いていく」というのが経験できたのはよかった。当初それをやりたくて現職に飛び込んだわけだから、本来の目的を達している。あと、当初全く考えていなかったけどおまけというかラッキーと言うか、会社の状況が変わったことで普通にキャリア積んでいてもなかなか見れないものを見ることができて、これは今後役立つとても良い経験をすることができたと思う。

 

次の話

今回行くところは行政分野にした。行政って今までほとんど見たことのない世界なので何が起きるのか何が待ち受けているのかは想像できない。まぁこれまでどおり「なんとかなるやろ」の気持ちでやっていこうと思う。

 


 

転職に動いた去年の12月中は妻によく話を聞いてもらった。最初にカジュ面で話をしたタイミングで「動くだろうな」ということは感じたんだけど、現職に対して思うこともあって動くことにとても悩んだ。誰かに相談できるものではないので、そういった話は全部妻に聞いてもらっていた。あれこれ話を聞いてもらったおかげで思考整理できたし最後も「やりたいようにやればいいよ」と決断に対して背中押してくれたし感謝しかない。

 

とりあえず1週間はのんびりぐーたら車乗って過ごすことにする。

 

2023年10月道東旅行

10月末に結婚1年を迎える前に新婚旅行として道東を回ってきた。道央や道南に比べると比較的地味ではあるけど、知床、釧路湿原、阿寒摩周屈斜路のカルデラ群、納沙布岬などなど見どころは多めな地域だと思っていて、いつか行きたい場所だった。今回は特にカルデラ群を訪問したくて旅の目的地に選定した。

 

1日目

三連休の最終日の夕方に移動開始。羽田から釧路に飛ぶ。

飛行機はどうにも苦手で、飛んでるときにたまに横滑りする感じが慣れない。さすがに北海道の東側ともなると陸路移動は負担が大きいので空路にしたけど、北海道新幹線が札幌まで行ったら新幹線で札幌→車借りて釧路のルートを選びそう。搭乗までもまぁまぁ面倒だしね。

多少の遅延はあったものの何事もなく羽田を飛び立って、18時には釧路に着陸。レンタカーを借りてホテルまで移動。借りるときにシカに注意してくださいの言葉をもらい、釧路新道に出る前に轢かれたエゾシカを見た時に「あぁ、北海道来たんだな」と実感した。

北海道の道は1車線が広くてとても走りやすいけど、どこ走っていいのかがわからない。本土だと2車線だよなぁって幅で1車線だったりして慣れるまでちょっと混乱した。

ホテルにチェックインした後は近所を散策しつつ夕飯探し。移動で疲れたのもあってホテルの近所の店で魚を焼いた。とりあえずホッケとサンマ、妻オーダーの鮭のハラス、気になったしいたけのチョイス。どれも美味かった。特に鮭のハラスはとても気に入った。ハムと言うかベーコンと言うか、そういう感じの甘味があって美味かった。

ホッケとサンマ

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2日目

この日は雨。元々は山行こうとしていたけど中止して、根室厚岸方面へ。

 

今回の相棒、スバルレヴォーグ。

レヴォーグ

大きな不満がない事前情報通りのいい車だったので次の車はこれにしよってなった。安全装備は置いといて、それ以外はまぁまぁ満足。CVTとハンドルの軽さが気になったけど、引いても80点くらいかな。

 

ひとまずは本土最東端納沙布岬を目指し根釧国道をひたすら走る。見通しは良いし線形もいいし信号ないし車は少ないし人家ないしで走るのに理想的な道路ではあるんだけど、その分刺激がないので退屈そのもの。森と平原しかないので景色に変わり映えもないし動物の飛び出しと移動式オービスを気にする程度でほとんど神経を使うことがない。普段は運転中に眠くなることはあまりないのだけどすごく眠くなった。話し相手の妻は助手席で爆睡している。仕方ないので眠気覚ましにガラナを飲みまくる。

 

想定外の敵に悪戦苦闘しながら納沙布岬に到着。若干予想はしていたことだけど、雨風酷くてゆっくりはできなかった。慌てて写真を撮ったので「本土最東端の碑」と思っていたものが「返せ北方領土」となっていたときのガッカリ感よ。それを撮りたかったわけじゃないんだ。また根室に来る理由ができた。

納沙布岬のモニュメント

天候のお陰で車石には行く気力が失せ、昼飯には中途半端な時間だったので、厚岸に戻って昼飯を食べることにした。7-80km戻って13時頃道の駅に到着。厚岸といえば牡蠣なので道の駅の食堂も牡蠣だらけ。ただ夫婦揃って牡蠣にテンション上がらない人種だったので、道の駅では何も食べず。街中にあった店がまだやっていたので入る。

海鮮丼

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海鮮丼美味かった。妻が頼んだ丼に牡蠣の佃煮があったので少しもらったけど、これなら食べれる。味は完全に酒のつまみだったなぁ。

 

昼飯に満足したら後は宿に戻るだけ。根釧国道を釧路方面に戻って宿に着。少し休憩した後に夕飯を探しに釧路市街へ繰り出す。ジンギスカンは食べたいねーとなっていたので、釧路駅近くにあったお店に入る。

生ラムジンギスカン

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普通の居酒屋としての雰囲気が強いけど出てくるラム肉は美味しかった。ビールも大ジョッキが出てきたのでとても満足。帰ってからもサッポロクラシックを飲んで終了。この日コンビニで見つけたおが和のホタテの浜焼きが美味しくて自宅にも買って帰った。

 

3日目

この日は天気も回復して雲ひとつない快晴。世界遺産の知床を回る1日。

国道272号を走って中標津、標津と経由してオホーツク海沿いに出る。海沿いに出ると国後島が見える。

うっすら見える国後島

国道244号と335号と経由し、道の駅知床・らうすまで到達。この先飯を食うのに難儀しそうな雰囲気だったのでとりあえず飯を食う。

ウニとイクラカニの三色丼

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最高だった。美味しい。これ以外いらないやってくらいには満足した。

道の駅だったので、実家へ送りつける海産物を適当に見繕う。カニ以外と言われてしまったのでそれ以外のを詰めて送る。ホッケにボタンエビにイクラにツブ。ウニは高いのでお見送り。

一通り土産を買った後は知床峠に向かって知床横断道路を走る。この道路は面白かった。今まで走った道路の中でも面白さは上位に来る。滋賀草津高原道路のような山岳道路で、走りやすさがダントツにいい。そしてリズム良く走れる線形になっててこれは楽しい。レヴォーグでもこれだけ楽しいんだからZ4で走ったらどうなることやら。今度は自分の車で走りに来たくなった。

知床峠から見た羅臼岳

知床峠は風が強く寒かった。羅臼岳も雲に隠れていたのでささっと写真撮って次の目的地知床五湖へ。下りも勾配がそこまできつくなくてブレーキ気にしなくていいから山道慣れてない人でも走りやすいかもしれない。

一湖

景色は最高だったけどほどほどに寒かった。知床連山が雲に隠れがちだったので見たかった眺望は拝めなかったけどそれでも十分な景色。

知床連山

知床五湖を眺めたら斜里経由で帰る。途中オシンコシンの滝が見れるので見た。

オシンコシンの滝

そんな大きな滝ではないけど周りとのバランスが良くて好きな滝かな。

帰路は夕暮れ時の国道391号線を釧路方面に南下。途中タイミング良く釧路湿原の夕焼けを見ることができた。なかなかきれいで少しボーッとしていた。

シラルトロ湖の夕焼け

宿に戻ったら少しだけ休憩して1日目に入った店で今度はサバ、紅鮭、ししゃもを食べた。紅鮭美味かったなぁ。

 

4日目

実質最終日。今回の旅最大の目的だった阿寒・屈斜路・摩周の各カルデラを回る日。根室だ知床だに比べると近所なのでゆっくり目に。のんびりと最初の目的地阿寒湖に向かう。

阿寒までの国道240号はまりも国道となっていて道中にもいくつか看板を見かけた。そういやマリモッコリっていたよね、今どうしてるんだろう。

阿寒湖畔の駐車場に車を止めて眺望のきく湖畔まで歩く。湖畔近くにはボッケと呼ばれる泥火山があって、硫黄の香りがしていた。ボコボコと湧き出てる様子を見ると落ち着く。

ボッケ

阿寒湖

阿寒湖は早々に、屈斜路湖へ移動。途中の阿寒横断道路も知床横断道路に劣らずいい山岳道路。途中双湖台、双岳台と展望台のある駐車場も設置されていた。双湖台は阿寒カルデラ東側にあるパンケトーとペンケトーの双方が望めるらしいのだけど、パンケトーはかろうじて見える程度で実質ペンケトーの展望台。

ペンケトー

双岳台は雄阿寒岳雌阿寒岳がはっきりと見える。晴れていたのもあって絶景を拝めた。素晴らし。

雌阿寒岳雄阿寒岳

途中停車して写真を撮りながら弟子屈まで走り屈斜路湖畔まで移動。砂湯駐車場に車を止めて屈斜路湖を撮影。風もなく穏やかな湖面だったので鏡面ぽくなった。

鏡面な屈斜路湖

近くの藻琴山に展望台があるらしいのでそっちに向かう。展望台からの眺めはすごかった。

藻琴山展望台からの屈斜路湖

最高の景色を堪能したので次はアトサヌプリへ向かう。

噴気を上げるアトサヌプリ

テンション上がりっぱなしだった。こういうとこ大好き。あとで妻が撮った帰るときの俺を見せてもらったら心底満足そうな顔の俺がいた。妻が言うには「よっぽど楽しかったんだなと思って一緒に撮っておいた」と。助かる。

火山を満喫した後は最後の目的地摩周湖に向かう。霧が多くてな話を聞いていたのでちょっとだけ眺望があるか不安もあったけど着いたら全然そんなことはなかった。

摩周湖

最初から最後まで「今日のルート回って本当に良かった…」って思える景色を見れた。道東来てよかった。

昼飯を食いそびれていたのでレストハウスでカレーを食べる。程よい辛さで美味しかった。食べながら摩周湖を眺められる。

摩周湖第一展望台レストハウスのカレー

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帰りはまた釧路湿原を突っ切って宿着。達成感と満足感とでもう寝てもいいかなと思っていたけど、夕飯を探す。二人で「ジンギスカン食べたいねー」となったので2日目に行った天馬とは違うもう1つの店に行く。

ジンギスカン

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美味しいラム肉を食べることができた。オリジナルの味噌タレと醤油タレとジンギスカンではおなじみのベルタレの3種類で食べ比べができた。個人的には味噌タレが1番美味しかったかなぁ。ベルタレ意外と酸味あるのなということに気付いた。当日はどんぱく前のはしご酒イベントがやってたせいもあるのかもだけど、客が1組も来なくてちょっと不安になった。味はとてもよかったので今度また来る時に訪問したい。

 

5日目

帰京日。夕方の便なのでそれまで釧路市内をうろうろする日。

9時頃チェックアウトし釧路湿原に向かう。展望台からぼーっと湿原を眺めるだけ。暖かくて昼寝したくなった。展望台の近所に環境省の野生生物保護センターがあると同僚に聞いたのでそっちに向かう。展示以外にも鳥類の野生復帰支援や野生に帰れない個体の終生飼育なんかをやっていて、良い税金の使い方をしていた。

環境省釧路湿原野生生物保護センター

一度市街地に戻り昼飯を食べる。この日は妻の希望でスープカレーを食べに。旅行中各所で2度チャレンジしていずれも失敗していたので最後に食べたいということで確実にやっているお店に来た。

チキンスープカレー

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スープカレーは野菜多めなので敬遠していたので食べたのは今回が初めてだったのだけど、ルーカレーとは違った料理だなと思った。サラサラ食べれるし、味にも癖がなくてとても美味しかった。今回食べてよかった。

 

昼飯で満足したら最後は空港近くに移動して釧路市動物園で過ごす。平日なので人はいなくて動物たちをゆっくり見れた。オジロワシとトラはサービスショットもくれて癒やされた。

オジロワシ

アムールトラのココア

野生のエゾリスにも出会えた。

野生のエゾリス

2時間程度歩き回っていい具合の時間になったので空港に向かう。レンタカーを返して保安検査抜けられるまで土産を買い、保安検査を抜けてソフトクリームを食べて、そうこうしている内に搭乗時間。あっという間の5日間だったけどとても満足度の高い旅行になった。また来る。

 

服装

参考になるかはわからないけども、10月半ばの道東での服装をば。

釧路市内はだいたい都内の11月下旬から12月上旬くらいの気候なので、厚手のコートは要らない。日中風が強かったり、太陽が沈んだ後は羽織物があると十分なくらい。思っていたよりは暖かかった。自分は厚手のパーカーを数枚持って行ってなんとかなった。雨風(納沙布岬)、曇り空の山中(知床とか)はちょっとつらいけど、夜の気温くらいなら大丈夫。

 

適当に何枚か

Cool KUSHIRO

セコマガラナ

根室駅舎

幣舞橋からの夕陽

夜の幣舞橋

とうきび

白い恋人ソフトクリーム

生肉をかじるココア

 

20230603群馬埼玉山道行脚

最近山やダムや人のいない場所を堪能できてないと思ったのでやった。

予定

どうせ崩れると思いながらも一応予定を立てた。

予定ルート

行脚予定ルート
矢木沢ダムまでは自宅から高速使って移動している。

矢木沢ダムからは県道63→国道291→県道253→県道36→国道145→国道146→国道18→県道213→県道51→国道254→県道45→国道299→県道72→国道140と乗り換えながら奥秩父滝沢ダムまで抜けるルートで、タイトル通り群馬埼玉の山道をただただ走り抜ける。

途中チェックポイント

3つほど休憩地点兼チェックポイントとして設けた。

実績

スタート

6時前に自宅を出発。前日夜から深夜にかけて関東でも大雨、朝になっても影響は残っていて外環と関越の都内寄りは通行止めだった。

仕方がないので、東松山まで下道を走って東松山ICから関越道に乗って、ひとまずは水上ICを目指す。

土曜の朝とは思えない空き具合でまぁまぁ快調。北上するに連れて徐々に天気も良くなり、群馬の山間に向けて気分良く走る。

水上ICからは矢木沢ダムに向けて谷川岳方面へ走る。山を登っていくとどんどん天気が悪くなる。山だしね、仕方ない。

9時過ぎにスタート地点に到着した。

奥利根湖

矢木沢ダムから八ッ場ダム

まずは八ッ場ダムを目指して南下。矢木沢ダムの連絡道路を上がってきたばかりだけど下る。ダム巡りじゃなくて山道巡りが主目的なので。

道路自体はよくある山道で、平均して1.7車線くらいの広さ。見通しもそんなに悪くなくて、道路脇に須田貝ダムの洞元湖を眺めながら走る。天気がいいときは気持ちいいだろうねー。

山奥だけあって、猿も鹿もでてきて、人より動物のほうが多い。猿は道路上にのんびりしてる始末。まぁ日光の猿と違って避けてくれるからかわいいもんだけど。

山を降りて麓の道の駅で休憩する頃にはすっかり晴れていて、絶好のドライブ日和という気候、何なら暑い。15分くらい休憩をしたところで出発。予定通りのルートで八ッ場ダムに向かう。整備された走りやすい道を越えて12時には到着。普段は草津に向かう車で混雑しがちな道も空いててよかった。

八ッ場ダム

八ッ場ダムから碓氷第三橋梁へ

八ッ場から碓氷峠に抜けるためにはまず軽井沢駅前に抜ける。

草津方面に走り、大津の交差点を左折し、少し走ったところで羽根尾の交差点を左折。羽根尾は日本でも珍しい3国道の起点、特にこれといって何かはないのだけど、なんかいい。

軽井沢に向かうルートは浅間山がきれいに見えるルートにもなっていて、この日も素晴らしい眺望が広がっていた。ちょっと寄り道をして浅間山北麓ビジターセンターへ。

車を止めて浅間山を眺める。いやー、とてもよかった。

浅間山

薄っすらと噴気を上げながら佇む浅間山は素晴らしいの一言。

相棒と浅間山

とても良いものを見たので、碓氷峠を目指して運転再開。軽井沢駅前を抜けて碓氷峠へ突入。

碓氷峠を通しで走るのは久しぶりだったのだけど、とても険しい。ある意味山道行脚本番スタートという感じの道。まぁでも走ってるとすごく楽しいのだけど。熊ノ平で小休憩したのだけどトイレがないので、眼鏡橋駐車場まで行ってトイレ休憩。ついでに眼鏡橋まで歩いてカメラに収める。

碓氷第三橋梁

いやぁ、やっぱりいい。ここは落ち着く。この日は人も少なく静かでよかった。

碓氷第三橋梁から上野村

碓氷第三橋梁をそこそこ堪能した後は下仁田経由で上野へ抜ける。

松井田妙義ICから妙義山の東側を抜けるルートでよく使う。走りやすい、車少ない、景色が良い、秩父へ抜けるのにおすすめ。

道中は妙義山が青空に映えて、もう最高。屋根を開けるともっとよかったんだけど、屋根開けるには日差しが強かったので諦め。

下仁田からは南牧を抜けて上野へ行く。このルートは初めて使うので最初不安だったのだけど、実際はとても走りやすい快走路。今度から使おうと思った。

上野村に入り、関東最恐と言われるR299を神流方面へ。長野に抜ける十国峠方面が酷道、埼玉側はそうでもない。走っていると「上野ダム」の表示が見える。「そういえば最近行ってない」ということで急遽予定変更の上で上野ダムへ向かう。

一応日航123便の墜落現場である御巣鷹の尾根へのアプローチ道路でもあるので、そんなに酷い道ではない。トンネルを山道で繋いだような道路。上野ダムはトンネルとトンネルの間にある明かり区間を曲がると駐車場がある。 前に来たときは電波がなかったと思うけど、今回は電波があった。文明があることに驚いた。

上野ダム湖

上野ダムから滝沢ダム

上野ダムは熊が怖かったので早々に退散して下山。R299を小鹿野方面へ向かう。

R299は十国峠が注目されがちだけど、志賀坂峠区間もなかなかのもの。今回一番きつい箇所がここ。群馬側も埼玉側も酷い。THE酷道。人にはあんまりおすすめしないかな、うん。R254で本庄まで出てR462から回ってくるのが無難だと思う。

R299を上って小鹿野に降りてくると最初の大きな交差点は黒海土バイパス入口。ここは左折すると合角ダムに、右折すると旧大滝村方面に抜けられる。今回はここを右折する。

ここから先は勝手知ったるいつもの道。R140と合流したら右折して滝沢ダム方面へ走る。途中、大滝トンネルの工事現場が見れる。現道では荒川に沿って国道が伸びているけど、2027年にはトンネルに切り替わる。便利になるのはいいことだ。自分は旧道区間を走るとは思うけど。

トンネルの山梨側抗口を越えて20分も走れば滝沢ダムに到着。今回のゴール地点。

滝沢ダム下流から

帰宅

思ったより早く回れたのでさっさと帰る。下道で帰るつもりではいたのだけど、嵐山小川ICまで来たところで渋滞情報がないことに気付いて関越道に乗る。あとはそのまま戸田西まで抜ければ終わり。


予定では480km程度だったのだけど、実績としては600km。120km増えたのはよくわからないけどよくあることだからまぁいいか。時々こういうアホなルート選定をして走り回るのも楽しくていい。相棒がちょっと調子悪い時期なので修理をしたり消耗部品を替えたりとした後にまたやろう。なんだかんだで結局ダム巡りみたいなことになるのが自分らしいっちゃらしい。

ルンバを買った話

夫婦間で以前から話してたルンバ導入を年始にやった。1週間ほど動かしての感想でも書いてみようかと思う。

なんでいれた

妻の負担軽減がメイン。というのも週1の掃除は妻がやってくれるので。

  • 毎週の掃除機が面倒
  • 日常生活で付くフローリングの黒ずみが気になる

掃除機は毎週日曜だったので週末になると床が相当に汚れて、黒ずみも生活してるとそれなりについて定期的にクイックルワイパーかけるのがめんどい。

ということで「ルンバ買って楽しようぜ」って言って買った。

購入した物

ちょうどいいのは何じゃろなと検討していった結果、1台で2役できるルンバコンボJ7+にした。ルンバの掃除機とブラーバの拭き掃除をまとめたやつ。

www.irobot-jp.com

ルンバの運用

隔日で掃除機と掃除機+拭き掃除のスケジュールを組んで運用している。

  • 月水金→掃除機+拭き掃除
  • 日火木土→掃除機

いずれも10時開始にしていて大体4-50分程度の清掃時間。

拭き掃除をした時はモップの洗濯とタンクの水抜きが必要になるので、家にいる俺が掃除終わった後にやってる。ルンバ本体もあちこちぶつかって汚れるので週1くらいで全体を水拭きしてる。

ルンバ入れてよかったこと

  1. 部屋が常にきれい
  2. フローリングの黒ずみが減った
  3. ごみ捨てが不要

髪の毛とかホコリとかがほとんど目立たなくなって常にきれいな状態で毎日かけるとこうも変わるんだなとちょっとした驚き。これには妻も満足。

フローリングの黒ずみはなくなることはないけどだいぶ減ってきた。風呂場の前とか台所周辺とか、水が飛び散るような場所は黒ずみがかなりひどかったんだけど、2日に1回の拭き掃除でだいぶきれいになった。モップ洗うと水が真っ黒になるしルンバがちゃんと拭いてる証拠だと思う。

ゴミの自動吸い出し機能があるタイプなのでいちいちダストボックスからゴミを捨ててまたセットして、って作業がいらない。掃除機のダストボックス清掃もなくなったおかげで妻の作業負担も消えた。

ルンバの良くないところ

あまりないけど、「進入禁止エリアにしていたところに進入していく」のはよくない。座礁リスクを避けるために設定してるのに入っていって無事座礁みたいなことが稀にある。毎回じゃないのがまためんどい。

掃除中の音はそれなりにうるさい。以前のモデルは知らないのであれだけど、ルンバがいる書斎からいくつか壁を挟んだ寝室で寝てても気付く程度には音がする。ゴミ吸い出し時の音は爆音。夜やったら苦情きそう。

まとめ

時折アホなところはあるけど、見てるだけで癒やされる程度にはかわいいので許せる。

毎週の掃除機がけという労働が減って妻の負担はかなり減ったのはたしかだし、常にきれいな部屋で生活できるから入れてよかった。

清掃中のルンバ

矢木沢ダムと奈良俣ダム

ダムアドベントカレンダーの13日目の記事です。

adventar.org

 

今年は何かと忙しくダムに行く機会が減った。数回とか多分そんなもん。

そんな中6月に奥利根ダム群を見てきた。矢木沢ダム奈良俣ダムがよかったので紹介してみようと思う。

 

矢木沢ダム

諸元

水資源機構が管理する多目的ダムで利根川本川の最上流部に位置するアーチ式コンクリートダム。

細かい数値は水資源機構のページにて。

www.water.go.jp

 

写真

洪水吐

ダム湖

下流

堤体

感想

6月というのに残雪が残るし肌寒いしな立地通りな場所。堤体から下を眺めると諸元以上の高さを感じる。山奥にでてくる巨大なアーチの堤体は圧巻。ダムに至る道は時間制限があって夜は立ち入れない。山道としては走りやすい楽しい道で「走りに来たんだろうなぁ」って車もちょいちょい見かけた。洪水吐が独特なので放流するのは見てみたい。何度も来たいと思えるダムだった。

 

奈良俣ダム

諸元

利根川支川楢俣川にある水資源機構が管理する多目的なロックフィルダム。堤高は日本有数の高さ。諸元は水資源機構のページで。

www.water.go.jp

 

写真

全景

放流設備

放流設備を上から

ダム湖

 

感想

堤体の圧倒的な存在感がもう素晴らしい。行ったときの天気が良かったというのもあるけど下から堤体全体を眺めて青空が広がってるのは圧巻。一発で心惹かれた。ダムカードを貰い損ねたのが一番の反省点。雪解けが終わったらチャレンジ。

秩父ピクニック

水曜日、仕事を休んで秩父に行ってきた。

いつものことながら「ここ最近行ってないなぁ」から行動に移すまでが早すぎる。

 

今回の目的は野さかの豚みそ丼。秩父には何度も行ってる割に名物と言われてるものを食べてなかったのでせっかくだし食べに行ってみた。野さかは豚みそ丼の発祥らしいので食べてみようじゃないかと。

野さか公式ページ↓

www.butamisodon.jp

 

当初はちんばたに行くのを考えたけど駐車台数少ないはつらいので諦めた。今思うと駅から歩いても良かったとは思ってる。次思い出したら行こう。

ちんばた公式ページ

chinbata.com

 

 

出発

8時頃自宅を出発。水曜日の朝ということもあって交通量はそれなりで新大宮バイパスとR298を走って戸田西から外環道へ。流れに身を任せて漫然と走り大泉JCTで関越道に乗り換え。関越道も変わらずそこそこの交通量。追い越しするために第3車線を走ってると時折詰まって追突しない/されないように走ってた。東松山あたりで第2車線が空いたので入り込んで周りに合わせて80-90km/h程度の定速で巡航。このあたりでもう「なんか今日の関越やだなぁ」なんて思ってたので予定変更して嵐山小川ICで降りてR254へ。裏道使いつつR140に入り長瀞経由で10:30頃には西武秩父駅前に到着した。

 

駅前散歩と弁当調達

いつもどおり駅前の駐車場に車を止めて西武秩父駅で土産物や食事とか見ながら物色しつつ素通り。駅を出て目的地である野さかまでのんびり散歩した。

駅前から武甲山

開店10分前に野さかの前に到着すると待ち1人と駐車場に2台。「もう待ち人いるのかー」となりながらもしかたなく並ぶ。その後開店までに10人弱が並んでいたと思う。

野さか

開店したら店内で食券を買って店員さんへ渡す。5分程度待つと受け取り。多分開店直後だったからで、少し後に来れば受け取り時間はそうかからないと思う。

袋の中の豚みそ丼

受け取った後は車に戻って次の目的地の滝沢ダムの湖畔へ移動開始。

 

滝沢ダム

秩父市街から滝沢ダムに車を走らせる。平日水曜の真っ昼間だというのに交通量が多かった気がする。秋だから?紅葉?よくわからんかった。一般車に加えてダンプも多かったけどこれは二瀬ダムと滝沢トンネルの工事が進んでるから「そら多いよね」と。三峯神社方面に行く車が多かった。

晴れの日の140号は景色がきれいでのんびり走ってるだけでも気持ちがいいくらい。途中で「こりゃオープンにしなきゃだろう」と大血川橋への分岐手前で屋根を開けた。気持ちよすぎた。そのまま滝沢ダム管理事務所の駐車場までオープンドライブを楽しんだ。

 

昼飯

駐車場にたどり着いて湖畔のベンチで弁当をオープン。

豚みそ丼大盛

中身はロースとバラのミックス。店舗で食べる場合は選べるらしいけど現在はテイクアウトオンリーなので選べない。調味料として一味唐辛子と山椒がついてくる。

空腹だったのも手伝ってあっさりと完食。途中で入れた山椒は豚味噌にぴったりだった。味噌と山椒って合うんだなぁ。美味しかった。豚みそ丼食べるなら一度は食べておいていいんじゃないかなという味。また機会があればチャレンジしたい。

 

ダム散策

ダム天端から秩父市街方面

ダム下流

雁坂峠方面。

ダム上流

赤がわからない人間なので紅葉かどうかはわからないけど、多分まだ。

相変わらず滝沢ダムはいい。ダム巡りをするきっかけにもなったダムなので思い入れは深い。2-30分ふらふらしてダムを見て歩いて摂取できる栄養分を摂取したら帰路へ。

 

帰路

秩父往還贄川交差点まで戻って県道37号を通ってR299を目指す。道中はもちろんオープンで。屋根が開くって素晴らしい。車だけど車じゃない感覚になれる。一度は乗ってみることをオススメ。

帰りも相変わらずの交通量。流れに沿ってアクセル踏んだり離したり。R299に乗り換えても変わらず。のんびりと奥秩父の空気を堪能した。そのまま直進して皆野寄居有料道路の皆野・長瀞ICで降り、道の駅みなので休憩。帰りも嵐山小川ICから関越道に乗り所沢ICで降りる。帰りの高速も行きと同じでなんか嫌な感じだった。下道降りたら富士見とか志木で夕方の渋滞にはまりつつ帰宅した。

 

総括

雲一つない快晴、程よい気温で最高のドライブ日和だった。オープンにもちょうどいい気候、仕事休んで行ってよかった。

1泊2日郡山&会津若松行脚

7月末に実家の野暮用で帰ったので、そのついでに郡山と会津若松を回った記録。

 

余談: 7月29日

Studie東京店に行って3月頃に発注していたREMUSのマフラーに交換した。アイドリングはノーマルとそんなに変わらないけど回すとしっかりと腹に響く低音。吹け上がりも気持ち良くなった。帰り楽しかった。変えてよかったー。ショップのブログに載った。

www.studie.jp

 

7月30日

土曜の朝に東北へ向かうならどうしても渋滞すんだろということでさっさと出発。東北道岩槻IC付近で軽い渋滞があったけどそれ以降は大した交通量でもなく、あっさり目的地近くに到着。1時間ばかし潰して実家の野暮用を終わらせる。

夕方には毎年恒例の墓参りを済ませて、宿泊地に移動。高校時代よく通ったルートを走りながら郡山駅前の宿泊地に到着。

 

到着と同時に夕立に見舞われたのでのんびりして雨が止んだ頃に駅前散策してた。どこもかしこも懐かしくてよかった。高校時代の思い出が蘇った。駅ナカで日本酒3本買った。

駅の南にある立体駐車場の屋上と北にあるビッグアイの展望台から郡山駅の新幹線発着が見れるのでおすすめ。

 

夜は高校時代の先輩と串焼き食べて日付変わる頃にホテルに戻って就寝。

笹の川酒造の山桜と963がうまかった。値段も常備していいレベルなので家に常備決定。

 

7月31日

酒の疲れからか予定より起床が遅くなってしまったけど、二日酔いもなく無事出発。郡山から会津若松に向けてR49をひたすら西進。2都市を結ぶ国道なので走りやすい国道だった。猪苗代で見れた磐梯山は凄まじかった。天気も良く雲ひとつない空を背景に、田んぼの中にそびえる山体は圧倒的すぎた。あれは写真撮りたかったな。猪苗代湖もきれいに見れた。南岸から見たらさぞ絶景だったんだろうなーとか思った。

若松市内に入って鶴ヶ城にひとまず向かう。着いて車から出たらあまりの暑さにギブアップ。盆地だから暑いのは覚悟してたけど、それ以上の暑さだった。とりあえず天守閣を写真に収めただけでさっさと撤収。若松市内は他にも行きたい場所があったけど断念。

磐越道会津若松ICから自宅を3時間ちょっとくらいで走破して帰宅と同時にシャワー浴びてそのままベッドにダイブして寝た。いつもより乗車時間は少ないのだけどだいぶ疲れていたみたい。起きたら夜だった。

 

夏真っ盛りのうちは出かけるのやめようと思った。無理。

次の旅行は10月頃、会津若松リベンジ+日光かな。紅葉で激混みだよな、多分。その時は魚沼方面に行くか。今年行ってないし。