アルコールが呼ぶ声がする

仕事とか車とか酒とか

freeeを退職した

いわゆる退職エントリです。

 

今日が最終出勤日でした。freeeには2018年1月から3年10ヶ月在籍。今までの中では1番短い在籍年数だけど「あ、そんなもんだったっけ」ってくらいには濃い時間を過ごせた。今まではQ末に辞めてきていたのでこういう中途半端な時期に辞めるというのはなかったから新鮮。事情があったので仕方がない。(単に社内規定の確認不足)

入った当初はセキュリティしか知らない酒ばかり飲んでる変なヤツだったけど、いろんなこと経験させてもらった。貴重な戦力になれたんじゃないかな。ただ、そうなれたのは周囲の人たちがいたおかげなので感謝しかない。

 

freeeでなにしてたの?

ざっくりいうとセキュリティ業務全般。エンジニアが関わるところはだいたい一度はお手付きしたと思う。

入社して2年程度は認証基盤の開発や保守をやってたチームに社内留学という形で入った。設計だ実装だとfreeeでの開発フロー全体を経験できた。一時期はスクラム開発を経験して発狂したり、(エセ)スクラムマスターとして動く時期もあったり(その辺の経験を友人たちと共同執筆して本出した)と開発から外れることもあったけど、概ね開発者として生きてた。

並行して、本職のセキュリティ屋のあれこれやセキュリティインシデントの対応をしていた。「なんか気になるなー」ってとこがあればペンテストをしてみたり標的型攻撃耐性診断をしてみたり。そのへんに対してすごく自由にさせてもらった。おかげで俺の端末だけ無法地帯になってる。なにしても「あぁこのトラフィックとIPはlivaさんか」で済む。最高。

社内留学が終わったあとはPSIRTチームの立ち上げをして、そこでアプリケーション側のセキュリティについて考えてた。本職に戻ってきたね。静的解析ツール入れたり、ライブラリにある脆弱性検知ツールを入れたり、コンテナスキャナ(trivy)入れてみたりと思いつくこと大体やった。勢いだったから大体は失敗したけどいい経験になった。設計レビューにも力を入れて、今はいい感じにやれてる。相談数も増えてきた。すごくいい。

在籍中ずっとやってたのはSlack巡回。Slack内で主に個人の分報チャンネルをふらふらと回って、とりあえず悩んでる人がいたら声かけてみたり、さっと回答できそうならその場で回答したりと。大事そうと思ったらチームに持ち帰って相談したり。雑談も多かったけど色々してた。輪読会の主催もいくつか。年始から雑に始めて、今年だけで何冊やったろうね?週5でやってたこともある。今は技術書じゃないけど途中のものがあって、これは退職後も続けてくつもり。会社のブログで書いたから読んで。

developers.freee.co.jp

 

slackにいるときは雑談して遊んでるか酒飲んで倒れてる姿を見ることが多かっただろうから「livaさん仕事しろよ」って思ってたはず。実際に仕事してるlivaさん見てる人ほとんどいないだろうし。朝寝坊して昼は寝て夜酒飲んでるから仕方ないよね。でもそれでいいと思ってる。

 

中にいてどうだった?

エンジニアとして生活するにはすごくよかった。

技術部隊は結構なプロダクト数をそれなりの規模で動かしているだけあって、みんな経験豊か。プロダクトごとに基盤技術はある程度共通化はされているのだけど、チャレンジ目的でいろんな技術が使われていた。今は使ってなくてもメリットがありそうなら検証目的で入れてみてってこともできる。目新しい技術も一通り試せて、なんならその筋の専門家がしれっといてすぐ聞けたりと、こういう環境はそうないなーって感じた。「なんとなくこれ面白そうだからやりたい」って言えばなんとかなるくらいにはチャレンジがしやすかった環境だった。horusecと出会ったのはこういう会社だったからと言うのはあるかもしれない。

developers.freee.co.jp

 

QA部隊もしっかりしていてリリース時に安心できる存在だった。セキュリティの施策も考えていてこれはやりきりたかったところ。課題を小さく見積もりすぎたのとスタートが遅かった、反省。思想は引き継いだと思うので期待。

勤怠もエンジニアは専門型完全裁量労働なのでかなり自由。定時勤務が苦手な俺にはちょうどよかった。12時起床13時再起床14時稼働開始とか、寝れなかったら5時開始15時退勤で布団に撃沈とか。出社時もかなり自由にやらせてもらったけどリモートになってからもかなり自由にさせてもらった。とても助かった。

事業部長クラスは(物理的にも論理的にも)近くにいるからゆるく雑談できるし、「これどうなんすかね?」って相談事を持っていけば考えてくれる。そういうところに時間作ってくれて現場が働きやすい環境を作ってくれようとするのは上としては当たり前とは思うんだけど、実際にそうやって動ける人はいなかったから出会ったときは驚いたし、こういう人がいる組織はとてもいいって思った。しかも複数人いる、すごい。感動しかない。

全社的にはイベント事がとにかく多かった。他部署の人とコミュニケーションを取る、という面ではとても便利だったのだけど、「なんか疲れる」というのが正直なところ。「強制って言ってないけど強制だよねそれ」って感じてしまってたのもあるかもしれない。まぁ「参加しないことに何も言われない」というのは助かった。会社で生活している中で同僚にも色んな人いるっていうのを実感できたし、会社もそれを良しとしてるのは良かった。生活しやすかった。

 

なんで退職したの?

んー、今でも「なんで辞めるんだっけ?」ってなるくらい、強い退職理由はない。ただ、上場を経て会社のフェーズも人も変わって、その中で保守的になってきてると感じたのかな。freeeに来て思ったのは0→1は苦手だけど1→5みたいなフェーズは得意なんだなってこと。今のfreeeのフェーズは成熟期入っているのでそこがずれてしまった感。今もまぁごちゃごちゃしてるけど整ってきてはいるので。

あとは在籍期間で積もり積もったものとタイミングだよね。人の転職は不満が積み上がって我慢していたところに来る些細な出来事がトリガーになりやすいからね、仕方ないね。直近で辞める人とも「なんで辞めるんだろうね?」みたいな話したり。そんなもんだよねーって。

 

次どこ行くの

バンドルカードを発行しているカンムに行きます。最近資産運用も始めたね。

kanmu.co.jp

ここでもfreeeと変わらずセキュリティを軸としてあれこれいろんなことをやっていく予定。freeeでやってきて感じたことをカンムにも還元していってそれをベースにしたいいプロダクトができあがったらいいなぁと思ってる。

唯一気にしてるのは定時があること。今まで裁量労働で働いてた俺が朝起きれるの?ってのが最大の懸念。初日から寝坊やらかしかねないからなー…こわいね。

 


 

結果として退職はしたけどfreeeはすごく働きやすい会社で、どのチームにも技術的に強い人が多くて、動かしてるプロダクトの規模もでかい。チームごとに色んな特徴があってそこにいる人達と交流しているだけで成長できるような組織だった。興味ある人はカジュアルだけでも行ってみるといいと思う。愉快な元同僚たちが出迎えてくれるはず。


干芋貼っときます。

https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/3LEP44U6WTDBX?ref_=wl_share

E89 Z4 23i sDriveを買ってから感じたこと

6月の頭に納車されてから2000km程度走ってあらかたわかってきたので書いてみようかと。買う前に調べても情報が少なくて割と困ったので。誰かの参考になれば。

 

素性

基本スペック

カーセンサーのをペタっと。

www.carsensor.net

購入したブツ

2009年式のハイラインなので12年落ち、来年には13年になるので税金が上がります。

色はディープシーブルーです。

足回りは少し手が入っていて、ダウンサスと社外ホイールとスペーサーが入ってます。ただでさえ低いZ4がさらに低くなってます。180cmの自分が横に立つと胸のちょっと下に屋根があるくらいの全高。

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秩父二瀬ダム駐車場

道路柵で高さを比較してもらえればいいかも。

 

購入した理由

まずは条件から。そんな多くないです。

  1. 2ドア
  2. 直6エンジン
  3. BMW
  4. 排気量2.5L以上
  5. 200万前後

だいぶ絞れます。この条件に該当するのはここ最近のBMWラインナップではほとんど存在しないですからね。直6というのが肝でこれは10年頃前の車種をピンポイントで狙ってます。BMWの直6はほんといいんですよねぇ。上から下まで難なく回って扱いやすい。そして音がいい。こうなると自然とE89かF12, E92くらいしか選択肢がない状態になりました。ただ、E9x系は320後期、325前期Mスポと乗ったのでもういいかなと。335はまた違う性格らしいですけど、乗るなら絶対にM3と決めていて、予算を軽くオーバーしてきます。これはちょっと難しいなーと。M3だったらエンジンは気にしないところでした。来年2台目に買おうかな(冗談です)。

2ドアにしたのは4ドアにしても持て余すから。一緒にドライブ行く相手がいるならまだしも、男一人で荷物も少なめであれば4ドアである必要はなくて。なによりクーペスタイルが好きなので。

排気量は好みの問題です。2Lでも満足できない体になってしまった。

決め手

条件に完全にマッチしていたのと色。白黒も好きなんだけどBMWはやっぱり青が気に入っていて、ディープシーブルーの今の相棒はバッチリだった。足回りも多少いじってあって後から自分で手を入れる必要ないなというのも大きい。店に行って一通り確認して10分後にはサインしてました。試乗は同世代E90を考えれば相応のものだろうからまぁいいかということでなし。今思うとこのとき乗ってたら納車まで待ちきれなかったかもしれない。

 

インプレッション

全体

BMWらしいハンドリングの良さはそのまま、ワイドローなボディで直進安定性も高め。車内はそれなりに静か。エンジン屋のBMWが作った直6は市街地でも山でも不足はなく、1500回転辺りから一気に吹ける。3000回転あたりできれいな高音を出して気持ちいい。加速時は座席のすぐ後ろにある後輪から腰を押される感覚が癖になる。室内は革張りで落ち着いてる。座面は低い、当然。

良いところ

長くて重い直6がフロントに鎮座していて特に山の下りに不安があったのだけど、何も気にならなかった。直4のような軽さはさすがに無理だけど、思っていたよりスッと入っていく。エンジンは軽く回ってこの辺はさすが。エンジンに惚れ込んでいるから買ったからここが悪かったらどうしようもなかったけど心配いらなかったね。ドライバー席は余裕がある。NCロードスターだとちょっと窮屈だなって感じたところがなかった。

イマイチなところ

ドリンクホルダーがセンターコンソールを開けたところにあるのだけど、これが使いづらい。仕方ないから外付けでセンターコンソールのあたりに置くとナビが見えないしドライバー側のエアコン吹出口につけると何かと窮屈。仕方ないので今は助手席側だけに装備してる。車内はそれなりに静かではあるのだけど座席が車体とこすれるときの音は気になる。慣れてしまえばいいのだけど、「ギギッ」って音がたまに聞こえるのはなんかやっちまったかなぁって思うくらいには慣れない。

 

特に気に入ってるところ

エクステリア

何度か街で見かけていてそのたびにいいなぁと思っていた。いざ自分が買って乗ろうとしたときに見るとまたいい。かっこいいと言うよりは美しいというか綺麗というか。今こういう事言うと怒られるかもだけど女性的なラインで、曲線をうまく使って柔らかさを出しているなぁと。フェラーリに通じる美しさ。フェラーリは458や488が好きです。ボンネットからトランクまで1本の曲線で仕上がっているラインはとても好き。見るたびに「よーし、運転するかー」って気になれる。

N52エンジン

523に載っているのと同じだったはず、確か。N52自体は325にも載っていてフィーリングはそれとあまり変わらない。低速からしっかりとトルクは出てくるから市街地でも問題なし。高速では特に合流時アクセルを踏み込むだけでシートに押し付けられるような加速感がある。排気量は今の時代では大きめだけど取り回しはしやすい。自然吸気は好きなのだけど最近のターボはターボっぽくない感じがいいらしい。G29乗ったときはあまり感じなかったけど。

道を問わない楽しさ

これはある意味想定通りではあるのだけど、どの道走っても楽しい。つまらないところがない。市街地での退屈感や都市間の高速巡航どれも楽しい。特にワインディングは裏切られた。昨日の記事で難所や日本百名道をいくつか回って、いずれも山道だったのだけど325でも楽しかった道がさらに上質なものに感じた。一つ一つのヘアピンやカーブが楽しい。普段うんざりするようなものですら楽しく感じられたのはすごい。

グランドツアラー(GT)性能

長距離ドライブがメインの俺にはこれは割と大事でBMWを選んでいるのもそのあたりが理由にあったりするのだけど、Z4はこの性能が高いなって感じた。

2シーターで窮屈感は多少あると思っていたところにスペースに余裕のあるドライバー席、そこそこ高めの排気量、車内の程よい静粛性、が長距離にはちょうどよくて7月頭の旅行ではそれが顕著に出た。1000kmちょい山道をメインに走った割に疲れはほとんど出なかった。

確かに車中泊できるようなスペースはないから仮眠するには一苦労だけど、そんなときは外に出ればいい。500kmを越えてくると「腰がしんどい」とか「肩がいてぇ」とか体の不調が出てきていたのだけど、今回そういうことは一切なかった。

 

まとめ

とにかくベタ惚れ。見てよし乗ってよし。長く一緒に走り回りたいなと思うくらいには今まで乗ってきた車の中でもベスト。買ってよかった車。今まで以上に丁寧なメンテをしようと思ってる。5年以上は乗りたいかも。

最後に前載せた写真をまた載せてしまう。

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磐梯吾妻スカイラインで雲海と

日常使いにも長距離にもちゃんと活躍してくれるZ4 23iはとてもいい。

2021年7月山道行脚

3泊4日で山道を駆け回るドライブ旅行してきた。今の相棒になって初めての長距離旅行。「長距離ドライブとワインディングが楽しめるBMWの2ドア直6NA」って「お前それほとんど1車限定じゃねーか」ってくらい絞ってる。

E89 Z4 23iがそれなんすけど。

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納車1ヶ月目で2000km程度は動かしてる様子(2000kmじゃ済まないと思うんだけど)。この車のインプレッションと言うか紹介は別記事で。

 

きっかけ

Amazon Prime Videoで世界の車窓からが配信されていてそこに出てきたアルプスの山並み見て「こういうとこ行きてー」となったことから。関東で近場でどこがいいだろうと探していたら渋峠が出てきたのでそこからこの旅はスタートした。結局渋峠には止まらず草津温泉に泊まったのだけどきっかけなので出しておく。

 

旅程の決め方

大体いつも1泊目の宿を決めたらその後はどこに行けるかを見てその先で行きたい場所を探してを繰り返して最後には帰ってこれるようなルートを選定する。

今回は草津が起点になったのでそこから先を考えた。

今回行きたいと考えたところは4つほど。日本百名道に載っていた4つの道は外せなかった。

  1. 志賀草津高原ルート
  2. 魚沼スカイライン
  3. 奥只見シルバーライン
  4. 磐梯吾妻スカイライン

最大の目的を磐梯吾妻スカイラインに設定。魚沼スカイライン以外難所越えしかないなって。結果的に楽しかった。

 

全体ルート

 ふわっとこんな感じ。福島西インターから浦和まで高速でワープしてる。

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1日目

前日2時頃まで古事記を読みながら酒を飲んでたから眠いのなんの。9時頃出発。草津は勝手知ったる場所なのでいつもどおりR122→R125→R17→R353→R145→R292と走る。途中、最近稼働開始した八ッ場ダムへ立ち寄る。政治に利用され続けてきたけど無事?竣工&稼働までこぎつけた。草津に来始めてからずっと見ていた場所がダム湖に沈むのはなんとも沈痛な気持ちになってしまうのだけど、圧倒的な重力式コンクリートダムを真下から眺めるとそんな気持ちも消え去る。

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八ッ場ダム堤体を下から

堤体上からの眺望もよく、アクセスも悪くない。川原湯温泉に立ち寄ってダムを堪能するというのもありかもな、なんてことを思いながら草津へ。そういえば草津宿泊は初めてだった。すべての時間帯を過ごしたことがあるのに。年度末を終わらせようと思ってPCを広げたら「障害」の文字。それを見て「やっぱそうなるのかーー」という気持ち。実は年始3ヶ月間旅行したとき全てで障害が起きて宿泊先から障害対応をしていた。今回はさすがにないだろうと思っていたら起きてもはや笑うしかない。幸い俺がのんきにダムサイトでラーメン食ってる間に終わっていた。よかよか。

夕食後は夜の草津湯畑周辺を散策していたものの雨が降り出したので早々に撤退。夜の草津湯畑は雰囲気好き。

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湯畑1

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湯畑2

宿に戻って風呂に浸かってその日あった会社のイベントサマリを見て寝た。

1日目のルート

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ルートは平凡そのもの。上武道路使いやすくて最高、早く全線2車線してくれー。八ッ場ダムはよかったので定期的に行きたい。川原湯温泉にも泊まってみたい。今度そのプランで行こう、川原湯→四万→尻焼、みたいなルート。マニアック。

 

2日目

朝から晴れていてさわやかーって思っていたら窓から見える山々に少しずつ雲が下がってきて不安になる。朝飯食べて早々にチェックアウト。目的の1つ、 志賀草津高原ルートへ進路を取る。火山規制のおかげで何度も機会を逃していたが、今年の冬季規制解除と同時に全線規制なしになった。待っていたと言わんばかりに走った。Z4はこういうところで楽しめる。殺生河原の硫黄臭は「これだよこれ!」って叫んでた。登っている間は途中雲を通過していて視界は真っ白になってた。頂上付近は少し薄かったけど全体的に濃い目。国道最高地点からもこの有様。

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背景真っ白の日本国道最高点

渋峠ホテルのあたりで晴れてきたので屋根を開ける。最高の気持ちよさ。「最高!!!!」ってテンション上がりまくって下りを楽しんだ。

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屋根がないバージョン

平地に降りてきてからは千曲川沿いを走るR117を十日町方面に北上。この日は晴れていて暑いくらいだったけど景色が最高に綺麗だった。山側は雲がかかってるけど間から少し山肌が見える感じ。屋根は開けなかったけど開けても良かっただろうなー。第2の目的魚沼スカイラインに向かうため越後田沢駅近くの交差点をR353に向けて右折。走っていると「清津峡」が気になる。写真は見たことあって時間あれば行くかー程度だった。思ったより近いし行ってみるのはありだなと寄り道して行ってきた。

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綺麗な柱状節理

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清津峡のメイン

道中見える柱状節理の見事さや渓谷美は行ってよかったと思えるけど行くなら平日だな。ハイライトは一番奥のトンネル出口あたりなのだけど人多すぎてそういうとこ苦手な自分には長居は無理だった。2枚だけ撮って撤退。

魚沼スカイラインは八箇峠までは抜けられない表記があったので魚沼展望台まで。ここから見る魚沼盆地と越後山脈のパノラマは絶景。道はあまりいいとは言えないのだけど、景色が最高だからこれを見れるなら何度でも行きたい。

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魚沼展望台から

このあと夕飯を調達しないといけなかったから近くの越後湯沢駅まで南下。「あの有名なぽんしゅ館はこれかー」と眺めていたはずが日本酒を3本買っていた。なんで?

本命は駅弁だったのだけどなかったので仕方なし。柿の種と新潟限定のビールを買って宿へ向かう。チェックイン時に夕飯付きに変更すればいい、何も問題はない。駅を出た時点で時刻は14:30頃。このとき奥只見ダムへ行くことを考えていて、シルバーライン入口まで40分、シルバーラインとダムの往復におおよそ1時間程度、と考えればチェックイン予定にしていた16時前後には宿に入れそうだね。てことで予定を前倒しして行きました。

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奥只見ダム堤体と相棒

以前の訪問は約2年前、同じ時期で天気は悪かった。今回は天気が良かった。最高。相変わらずの奥只見シルバーラインにも妙な愛着が湧き始めてきた。トンネル内の濃霧や湧水に伴う雨、手掘りのトンネル10kmはなかなか味わえない。

さすがにもう何もないので宿に向かう。2日目はシルバーラインから枝折峠に向かう途中にある大湯温泉のホテル湯元。ここは初めて来たのだけどいい雰囲気。奥只見来るときの拠点にしていいかも。温泉は温度しっかり目の単純泉。ぼーっと浸かるにはちょうどいい。F1オーストリアGPのFP3と予選を見て就寝。

2日目のルート

goo.gl

寄り道の清津峡とか予定していなかった越後湯沢行きだとか奥只見ダムの前倒しだとかで動き回ってた。

(「奥只見行くなら枝折峠使え」って言ってくるGoogle先生勘弁して。シルバーライン往復でルート出して。)

 

3日目

朝起きて即風呂入って朝食を済ませて少しまったりしたらいよいよ会津の地へ向かう。

R352を戻って小出駅前の交差点を右折、R17に乗り換えてまったり北上。 只見線を越えたあたりでR291へ乗り換えてここで目についた給油所で給油&エアチェック。ガソリンを入れたらいよいよ東進。入広瀬の道の駅を越えると難所六十里越が待ち受ける。このあたりとにかく山が深くて古くからの難所で実距離六里24kmなんだけど体感は10倍の六十里240kmになるんだとか。同じような難所の八十里越はもう少し北にある。酷険道好きならありでは?俺は道路改良が終わるまで行かない。Z4だと厳しそうな雰囲気を感じる(なんとなく)。

県境の六十里トンネルのある標高760mまでヘアピンを数多く混ぜてひたすらに登る。雪崩対策のスノーシェルターも数多く設置されていて見通しはすごく悪い。車線はほぼ全線で2車線確保されているから安心なのだけどシェルター内は時折1.8車線になるので圧迫感もあってこするんじゃないかと思うこともある。

トンネル内で県境を越えてさらにつながるスノーシェルターを抜けてようやく外に出てすぐにある駐車場からは、今通ってきたスノーシェルターが山肌に張り付いているのが見れる。こんなとこ通ってきたのかー、山の深さすげぇってなる。

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雪割り街道展望台から

福島県側は田子倉ダム湖に沿った複雑な線形。細かいカーブと見通しの悪さ、若干道が狭いのとで走るのはいいのだけど対向車に気を使う。田子倉ダムまで着けば難所六十里越えも終着。田子倉ダム堤体高分を駆け下りてすぐにある只見ダムから見える田子倉ダムと山の稜線が作る寝観音は素晴らしいの一言。今回も素晴らしかった。

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只見ダム湖田子倉ダムと寝観音

以前来たときの幻想的な写真は別記事にあるのでそれを参照。

只見駅に立ち寄って少し散策してさらに東進。奥会津を分け入る只見川に沿ってR252を走る。信号も少なく交通量も少なく快走路でした。R49との交差点で右折、R49に入ってさらに進む。会津若松市内に入ると城下町ーって感じの道路網。何回来ても慣れない、方向感覚が鈍る。いつもは北出丸から入るのだけど今回は三の丸から入城。

近年改装されて昔見ていた頃よりきれいになった。会津藩の本拠地会津鶴ヶ城、やはり何度見ても好き。お気に入りはこの画角。

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石垣上から天守

本丸跡広場から城に背を向けて見える石垣の階段を登って少し右に行ったところの松の横から。構図が好き。広場から撮るのも嫌いじゃない。いつものように5層の天守閣を1周して売店であれこれ購入。扇子と栞とキャンドルを購入。扇子は欲しかったので丁度いいのがあってよかった。御城印と鶴ヶ城神社の御朱印を購入してついでに神社に参拝。おみくじも引いて見たところ小吉、要約すると「なるようにしかならないから下手に動くな!」だそうです。思い当たるフシがいくつかあるのでそうする。

時間が中途半端だったので隣の県立博物館を覗きに。小学生の頃会津遠足があってそのときに来た以来だと思う。中学で会津には来てないと思うし。あれ、来たかな?覚えてない。部活では来たと思うけど。

軽く回ろうと思っていたのだけど縄文から古墳あたりをじっと読んでると時間が溶けるし楽しい。知識欲の塊みたいな自分には危ない。もっと気軽に博物館めぐりしてもいいと思えた時間だった。

時間も時間だったし堪能したので宿へ。3日目は喜多方駅前のビジネスホテル。旅館を行脚していたから3日目もそうしようかなーと思ったのだけど翌日のアクセス路にちょうどいいところがなかった。コストが合わないところが多めだったのでビジホにした。チェックインしたら決まっていて「喜多方といえばラーメンしかない」てことで食べてきた。桜井食堂支那そば。

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ビールと支那そば

めっちゃうまかったー。俺の好きな味。2杯目もいけそうって思うくらいには美味しかった。ビールと餃子も頼んでいたので無理だったけど。腹ごなしに駅前をフラフラと散策して一度宿に戻って4日目のルートのおさらいとビール。柿の種をボリボリしつつも腹減ってきたのでラーメン屋を探すも20時になると開いてるところがほとんどない。「高松に来たのか俺は」なんて思いつつ1店だけ近場でやっていたので行ってみることにした。老麺会に記載の店ではあったものの「大丈夫かここ?」って心配になる程度の店だった。味はしっかりしていて煮干しがかなり強い。麺もチャーシューもメンマも王道の喜多方ラーメンだったので好きな人には良さそう。その王道をスープにも欲しかった。腹は一杯になったし美味しい部類なので満足はした。戻ってF1決勝を見ながら寝落ちした。さすがの俺も疲れてたんだね。

3日目のルート

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実距離は短いのだけど、体感としては前日の距離と変わらないくらい。なんでだろう。六十里越はやっぱり大変。会津若松は何度来ても飽きない。会津奥座敷って言われた芦ノ牧温泉もいいなー。行きたいところが増えていく。

 

4日目

 寝落ちからの朝。前日では晴れだったのが盛大な雨でげんなり。磐梯山も吾妻山も見えないのでブルーになりながら支度してチェックアウト。早々に喜多方を出て裏磐梯へ。

道中はもうこの旅では見慣れた峠越え。「思ったより走りやしー」なんて思いながらR459を走ってた。道の駅裏磐梯近くにあるT字路を左折して桧原湖沿いのr64をひた走る。時折見える桧原湖がよかったー。

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桧原湖

ぐるっと半周して東側にあたるr2になった途端現れる狭隘路。戸惑いつつも少しテンションが上がる。対向車が来なければ楽しいもの。快走路のように走り抜ける。離合できる場所は多めに確保されていて途中2車線もあるから険道ではないかな。

桧原湖をぐるっとした後一瞬R459を走行して次は磐梯吾妻レークラインに入る。この道は高度を上げつつ途中秋元湖を望めるらしいが周囲は雲の中なので止まらずに道を楽しむ。全線2車線で走りやすい快走路。俺はなんでも快走路になってしまう、良くない。

再度R459に合流したら今日の本命というか今回の旅の本命磐梯吾妻スカイラインへ。喜多方側の入口は路肩崩落で通行止めなので土湯トンネルを抜けた入口からアクセス。いくつかの温泉地を抜けて磐梯吾妻スカイライン本線の入口を抜ける。

もう道が楽しすぎて周りを覚えてないです。森の中を通るので道中は志賀草津高原ルートより眺望はいいと言えなくてそこは期待できないんだけど、道がひたすらに楽しいし、時折出てくる景色が絶景を匂わせてきてずるい。ワインディング好きな俺にとっては天国みたいな場所だった。浄土平の駐車場までついて吾妻小富士や一切経山の合間でラーメンを食べる贅沢。会津山塩ラーメンなるものがあるらしい、知らなかった。普通の塩ラーメンよりさっぱり食べられて好き。

食べたらフラフラと駐車場内を散策。一切経山の噴気とか吾妻小富士のこんもりとした山容とか。浄土平周辺は雲もかかってなくて一通りは見れた。

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一切経山

浄土平方面は雲海が見えていてこれはこれでよか。

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浄土平と雲海

 冷えてきたので車に戻って下山する。浄土平まで降りる道から見える景色がこれまた絶品で、あれで飯食えるね。浄土平に降りてから見える景色も素晴らしくて「こんないい道が近くにあったのになんで今まで来なかったんだ」って後悔した。実家からなら草津と変わらない距離で来れるし。

 

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今回の旅最後の雲海

最後の雲海を眺めたら後は下るだけ。標高1500m近くからヘアピンを織り交ぜて急降下。地上近くになると目の前に信夫山が見えて「あー、俺帰ってきてたんだな」と実感する。実家福島市じゃないけどニュースでよく見るので地元の一枚。

時間も12時頃だったのでエクストラステージで日光行くかとも考えたのだけど、山道は今日はいいやってなったので帰路へ。福島西インターから東北道使ってさっさと帰って会社の人たちとやってる輪読会のコメンテーターとして参加しました。

4日目のルート

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帰宅というのもあって今日が一番走行距離が長かった。前日3日間一般道オンリーのルートをたどったから高速楽だなーって。磐梯吾妻スカイライン裏磐梯の湖沼群はもう一回行く。

 

今回の旅総括

全体的にワインディングルートを選択して難所を越えていくだけではあったけど満足な旅だった。自分で好きなとこ行って好きなように回ってんだから当然。ただ全部が期待値を上回ることはほぼなくて、今回はそのあたりがレア。志賀草津高原ルートと奥只見シルバーライン、六十里越は以前走っていた好きな道ではあるのだけど、魚沼スカイライン磐梯吾妻スカイライン裏磐梯の道は全くわからなかった。前評判よくても実際行ったらそうでもない、なんて道ではよくある話だから。それ以外にも見えていなかった魅力を見つけることもできて、今回行った場所は再訪したいところが多かった。

いきあたりばったりではなくそれなりに調べてやった旅行として行ってよかった。

Z4のGT性能と運動性能もしっかり体験できたのでそこもよかった。疲れにくい車だって感想。それに絞った話は別で上げる。

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今回のベストショット

 

2020年雑振り返り

まぁ書いておこうって感じで雑に。

 

1月

多分仕事でGCPを触り始めた頃。何一つわからなくてあれこれやりながら目指すゴールを設計に落としてた気がする。暖冬で秩父の三十槌の氷柱が中止になって泣いてた。

 

2月

COVID-19がやべーぞ?ってなり始めてた頃かな。相変わらずGCPと悪戦苦闘してた。ついでに兼務解消のために引き継ぎもしてた。引き継ぎ相手の同僚は頑張ってる。

 

3月

在宅100%に移行。GCPのあれこれを理解しながらセキュリティのベースライン引いてそのために設定をゴリゴリいじってた。CloudFunction初めて使った。久しぶりにPython書いた。

 

4月

相変わらずGCP。ログ収集に諸々書き連ねてた頃。ちょうどk8sの話も来たので勉強し始めた頃。面接回数が跳ね上がった。

 

5月

GWやることねーなーって仕事してた。GCPは若干の落ち着きを見せて、k8sの話が本格的に動き始めた。Ciliumっていうpod間通信制御するOSSを調べ始めたのが多分この頃。相変わらず面接回数は凄かった。

 

6月

ciliumの挙動に困ってた頃。EKSとminikubeで挙動違うってどういうことだ。あれこれやりながらキャッチアップして深夜労働していた。体調崩し始めたのもこのくらいかな。面接回数がQ通算で全社トップ10に入ってた。何回だっけ、30回とかそんな。

 

7月

唐突に友人と死別して精神終わって山に引きこもった(1日)。Cilium周りの話が引き続き、それ以外にセキュリティ周りの話を固め始めてました。GCPは程々に問い合わせが来て都度対応するとかそんな感じ。

 

8月

暑くて倒れてた。Ciliumと格闘してた。UpdateするのにKubernetesのバージョン合わせないとだめだったりそれ以外にもnode消したりがあってドハマリした。社内に告知するおじさんになっていた。月末碓氷峠行ってた。スーパーフォーミュラの開幕戦を見ていた。

 

9月

少し暑さが和らいで生き返った。社内で動かすあれこれの運用を固めてた。ただ結局は「やってみないとわからんよな!」ってことで動かした。結果いい感じになった。Ciliumは継続調査。だいぶ仲良くなってた。

月末に草津碓氷峠行ってた。最高に気持ちよかった。

 

10月

完全復活。社内で新しく動かすプロジェクトの設計をメインに。月初に富士、月末は鈴鹿に行ってた。月半ばで事件発生。詳しくは別記事で。

 

11月

車を手放すことを決意。もてぎでスーパーGT観戦とても良かった。

新規プロジェクトの調査や環境構築をゴリゴリと。結構楽しかったけど他にもいくつかプロジェクト抱えて死にそうだった。月末にカオスエンジニアリングの検証やってた。実際入れられそうだから入れてみようと画策中。

 

12月

10月からやってたプロジェクトがクライマックス。同僚の力も借りて一気に終わらせた。会社のアドカレでもその話を書いたので読んで。仕事納めも終わってあとはダラダラと残務を片付けるだけ。

在宅勤務が長引く中で買ってよかったもの

この記事は在宅ワークAdvent Calendarの23日目です。

在籍してる会社で在宅勤務が始まって約10ヶ月が過ぎました。出社があまり好きじゃない自分にとって在宅勤務は快適そのものですが、自宅環境が整っていない中ではちょっとしんどかったなーと。12月になってようやく設備が整って買ってよかったなーと思ったのをリストしてみます。

 

1. BOSE QUIET COMFORT 35

まともなヘッドフォンを買わずに安物でだましだまし使っていたんですが、Amazonで安くなっていたので買いました。オンラインMTGだけではなく、外出時のお供にも活躍中です。ノイズキャンセリングも感動モノ。今年買ってよかったもの1位ですね。

www.bose.co.jp

 

2. Google Pixel4a

HUAWEI端末を適当に使い潰してたのをやめてPixel4aを買いました。スタンダードな端末はやっぱりいいですね。動作も軽い、ディスプレイはきれい、カメラ性能も悪くないとあってメイン端末にしてます。

store.google.com

 

3. LG 曲面ディスプレイ

元々27インチと24インチで使っていたんですが、サイズに物足りなさを感じたので買いました。4Kにしなかったのは特に意味はありません。広い画面はいいですね。少しだけ作業効率は上がったと思います。

www.amazon.co.jp

 

4. FILCO Majestouchシリーズ

在宅になってから茶軸から青軸、赤軸と渡り歩いて今は静音赤軸にしています。キーボードはずっとFILCOを使っていて、10年使っても壊れないので重宝してます。軸を何にするかを実物買いながら考えていたらなぜか在庫が6本に増えました。謎ですね。

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FILCOキーボードの在庫

5. 座椅子

座りっぱなしで結構腰と尻がしんどかったのでクッションが強めの座椅子に変えました。ヘッドレストと肘掛けが付いてるので考えごとしてるときや飲んでるときはちょうどいいです。

direct.sanwa.co.jp

 

出来上がった環境はこんな感じです。

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作業環境全景

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本棚部分

長い時間過ごす場所だしそれなりの投資は必要ですね。

伊勢鈴鹿浜松旅行記

このエントリはmohikanzアドベントカレンダー9日目です。

 

昨日はMATTEN氏の転職記でした。自分も転職は何度か経験しましたが、その時の在籍会社と揉めたことはないので、こういった話をtwitterで見てもおとぎ話かなにかと思ってました。実際あるんですね、怖い。

今週怖い記事が2日続いたので10月末に中部地方でウロウロしてきたときの旅行記書きます。

 

計画

まず鈴鹿に行く予定を作りました。

 

スーパーGT観戦なんですが、レースだけ見て帰るのも芸がないなということで、周辺地域を観光する予定を立てました。なんとなく流れで月曜日を休みます。

 

工程(計画段階)

ざっと以下の感じ。

金曜日深夜: 移動

環状8号線→国道246号→国道1号→国道23号で伊勢まで。

 

土曜日: 伊勢神宮

外宮→内宮。志摩を回ってその後津市観光。

 

日曜日: 鈴鹿サーキット

スーパーGT観戦。終了後浜松へ移動。

 

月曜日: 移動

東京に向けて東進しながら目についたスポットに立ち寄る。

 

実工程は以下。計画はあくまで計画。

金曜日 

仕事を早々に終わらせて、出発予定時刻まで仮眠です。起床後準備をして目的地は伊勢神宮。深夜の環八をさらっと抜けて瀬田の交差点から246号に入り伊勢原まで順調に進みます。伊勢原から先は工事渋滞がひどく、沼津の1号と合流するまで3時間程度かかりました。行きで一番しんどかった区間

1号に乗ってからはバイパスが真価を発揮して静岡県内をあっさり突破、23号に乗り換えて蒲郡まで順調に進みます。普段は新4号バイパスに慣れ親しんでる身ですが、1号バイパスも捨てたもんじゃないです。いい勝負してると思います。

蒲郡から先は予定変更して東名に乗ります。名古屋市内をスキップしたかった、それだけです。伊勢湾岸道伊勢道と乗り継いで津インターまで。津インターからは23号に再び乗って伊勢神宮外宮の駐車場に向かいます。到着は6時頃だったかな。約10時間の工程でした。

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伊勢神宮外宮入口

土曜日

到着して開門時間まで少し時間を潰します。開門後は外宮をブラブラと散歩します。あの荘厳な雰囲気いいですねー。建物が少なかったのと森が多かったのでちょっと印象とは違ったんですが、あの雰囲気はとても好きです。のんびりといい時間を過ごせました。

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伊勢神宮外宮内

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伊勢神宮外宮入口2

外宮を一周りしたあとは内宮に移動です。車で10分程度の距離にあります。「伊勢神宮と言ったらこの景色」って景色がありました。内宮の景色だったんですね。知らなかった。

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伊勢神宮内宮入口

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五十鈴川

三重県内の酒が奉納されてました。

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三重県内酒造の酒樽

御朱印書いてもらいてる最中きょろきょろしてたら神盃が売っていたので買いました。酒好きには必須です。これで飲むことはないですが。

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神盃

伊勢神宮を堪能したあとは山道を走ります。伊勢志摩スカイラインが近くにあったので走りに行きました。通行料が高くて驚きましたが、道も景色も素晴らしかったですね。伊勢湾の景色素晴らしい。

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伊勢志摩スカイラインから伊勢湾

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展望台から松阪方面

前日から移動づくしでほぼ寝ていないのもあってお昼頃には眠気が限界を迎えてました。宿を津に取っていたので津まで移動するついでに松阪観光してました。まぁ城跡見てただけですが。

 

一通り見て回ったあとは道の駅津かわげで仮眠です。当日は快晴だったので日差し暑くて寝れたもんではなかったですが。道の駅には名松線グッズが売っていたので少しばかり買いました。

 

チェックインの時間近づいたので宿に移動してチェックイン、部屋入って改めて就寝です。3時間ほど寝て宿近くの鰻屋でうな丼食べてました。関西風のうなぎは皮がパリパリ、中はふっくらしていて甘辛いタレと絶妙に合って美味しかったです。

お邪魔した店はこちら。地元でも有名店みたいですね。とても良かったです。また行きたい。

tabelog.com

 

腹ごなしに津市内をウロウロしたあと宿に戻り寝ました。寝てばっかり。

日曜日

日の出も待たずにチェックアウトし、鈴鹿サーキットに移動です。駐車場着いたら時間まで寝ます。10時頃から練習走行が始まるのでサーキットに移動しつつ物販や食料を調達して観戦席まで移動です。自分の席はちょうど逆バンクの立ち上がりからダンロップへのアプローチに入る辺りでした。

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観戦席から逆バンク方向

鈴鹿だったんですが意外と高低差あって、自分の席からは1コーナーからS字入り口と最終コーナーからホームストレートへの立ち上がりは見えました。

レース展開は…あんまり覚えてないです。(応援していた100と37がぶつかって双方リタイア)

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通路から逆バンク

レース後フォロワーと合流して四日市でトンテキ食べました。都内で食べてたトンテキより圧倒的に美味しかったです。にんにくゴロゴロ入ってんの最高ですね。こういうの好き。

 

四日市からは高速でぱーっと浜松へ移動です。伊勢湾岸道が事故渋滞してたので、名二環→名古屋高速→東名と乗り継いで行きました。名古屋高速めっちゃ楽しい。首都高を少し広くして走りやすくした感じ。全体的に明るいしあれは楽しい。

浜松では浜名湖沿いに宿を取りました。無駄にスイートで。1人で使うには広すぎた。

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浜名湖夜景

月曜日

気持ちのいい朝になりました。朝風呂浴びてあの店に移動します。静岡県と言ったらこの店ですね。

 

朝ごはんに「げんこつハンバーグ」を食べます。

 

平日なので非常に空いてました。ランチタイムでも空席があるくらい。

特に何の予定もない一人旅なので下道使ってぐだぐだと帰ります。地図を眺めながら流していたんですが、途中薩埵峠の文字を見つけたので向かいます。

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薩埵峠

絶景でした。富士山が隠れてしまっていたのは残念ですが、それ以外は素晴らしかったです。

 

山梨に抜ける52号が薩埵峠近くを走っているので山梨に抜けて、というのも考えたんですが、思ったより疲労溜まっていたので素直に1号使って帰ります。

箱根に至り、

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道の駅箱根峠から芦ノ湖方面

西湘バイパスを使ってそのまま横浜新道から首都高湾岸線中央環状線と乗り換えて行き、無事自宅に到着です。

総走行距離は1200kmだったので久しぶりにそこそこの距離を走りました。

 

レースに自然にドライブと、趣味満喫コースでした。やはりこれがなくては人生がつまらない。この情勢なんであまり旅行を楽しむ空気でもないですが、個人でできる対策取りつつ人のいないところで楽しむようにすればいいのかなと思います。

 

明日はasny23氏の「1年の〇〇」です。内容がさっぱり推測できませんね、なんでしょうね。お楽しみに。

合角ダム

ダムアドベントカレンダー2日目です。

 

今年は例の感染症のおかげでダムに行くのも不自由し、行ってもカードが貰えず、なんてことが起きていて、今年の予定が狂いました。本来の予定では北陸のダム巡りを予定していたんですが。11月にダムカード配布が再開されましたが、メインにしていたダムが冬季閉鎖なので来年に持ち越しです。

 

今年はなに書こうか迷ったんですが、秩父4ダムで滝沢ダムに次いで好きな合角ダムについてでも書こうかなーと思います。

利根大堰にしようとも思ったんですが、行く暇がなかった…

※都合により写真はないです。

 

合角ダムの諸元

基本情報

damnet.or.jp

 

秩父4ダムの中では小ぶりです。

堤高60mは奥秩父にそびえる滝沢ダムや日本第2位の堤高を誇る浦山ダムのあとに訪問すると随分小さく見えます。また、特徴的な形であるダム湖の貯水容量1,025万立方メートルは2,180万立方メートルの二瀬ダムの半分程度、6,300万立方メートルの滝沢ダムと比べると1/6程度になります。

 

もっぱら滝沢ダム奥只見ダムみたいな巨大なダムが好きなんですが、比較的小柄なこのダムに惹かれたのはいくつか理由があります。

 

洪水吐き

秩父4ダムでは唯一の越流型で、それも堤頂長の8割位の長さが洪水吐になってます。まだ全面の洪水吐を見たことはないですが、常用洪水吐からは常に水が流れていて綺麗な流紋を見せてくれます。

管理事務所に一番近い駐車場を降りるとすぐ見れるのでお気に入りだったりします。

減勢工

このダムの特徴的なものかなーと思ってます。

大抵のダムは1段で多くても2段が多いと思うんですが、ここは三段の減勢工が仕込まれています。三段それぞれキャラクターも違うので興味深いポイントです。

 

鑑賞ポイントの多さ

 どこからでも見れるのいいですね。周辺に駐車場や鑑賞ポイントが多いので、お気に入りのポイントが見つけられます。個人的なお気に入りポイントは下流の吉田元気村に行く途中の橋から見る堤体前面ですね。バランスの良い堤体がきれいに見える、お気に入りポイントです。 

goo.gl

 

秩父4ダムではいまいちスポットが当たらない合角ダムにスポットを当ててみました。

複数回見に行って徐々に惹かれたので行けば行くほど魅力がある、そんなダムです。

 

道中は1車線道路や見通しの悪いカーブが多かったりして一般的な山道です。道自体はきれいなのでダムに行ってる人はそんなに苦労しないと思います。