アルコールが呼ぶ声がする

仕事とか車とか酒とか

只見川水系の3ダム訪問

プロローグ

地元は福島県白河市なんだけど、実家に帰ったとき「翌日会津方面行くとして、どこいくか」となっていた。Googleマップを眺めていたときに甲子高原を貫いて南会津方面に抜けるR289を辿ったところ「田子倉」「奥只見」の文字が見えた。

 距離と経路を確認してまず田子倉を目的地に決定。

奥只見はちょっと悩んでいた(福島県側はあの酷道352号線)が、新潟県側の入口シルバーラインの存在を思い出して行くことに決定

 

7/13 20:00 只見駅

学生時代よく使ったコンビニで飲み物を補給して出発。R4を南下して途中で給油を行いR4和尚壇交差点でR289へ乗り換え。甲子高原の走行中結構な雨に降られた挙げ句、視界2-30mほどの霧が発生したけど、幸い前後に車はなく、対向車に気をつければいいだけだったので西進。甲子トンネルを抜け道の駅しもごうで休憩を取る頃には雨・霧ともに落ち着いていた。さらに下って県道347号に乗り換え、会津田島駅の手前でR289へ再び合流し只見方面へひたすら走行。一般国道らしい2車線がひたすら谷間を抜けていく。昼間だったらいい雰囲気だったんだろうな。南会津町のR401交点も只見町方面へ。ここからは伊南川沿いに北上。23時前にはJR只見駅前の駐車場に到着。思ったより全然近かった。

 只見ダムで寝ようと思ったけど、とある事情で気味悪くなったので諦め。

駅前でそのまま朝を迎えた。

 

7/14 5:00 只見駅前から只見ダム&田子倉ダム

 雨の打つ音で起きて、朝一の駅前散歩。

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只見駅ホーム

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小出側から

いい雰囲気。しっかし何にもない。コンビニないのは予想外だった。

軽く身を整えて只見ダムへ向かう。

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只見ダム碑

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只見ダム堤体から町内方面


只見ダム諸元はこちら。

damnet.or.jp

 

小さい堤体ではあるけど、Theロックフィルな佇まいがいい。

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只見ダムから田子倉ダム

ダム湖から立ち上る霧越しに見える田子倉ダムはとても幻想的だった。

ダムカードをゲットして、田子倉ダムへ向かう。

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田子倉ダム

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田子倉発電所

田子倉ダム諸元はこちら。

damnet.or.jp

下流の只見ダムと比べ物にならないくらいにデカイ。ここでもダムカードをゲットして、いよいよ奥只見ダムへ。

田子倉ダム湖沿いにR352が走っていて、ひたすらに魚沼方面へ西進。全線2車線でなかなかに走りやすいが、沿線に人の気配がほとんどない。結局奥只見シルバーラインに入る手前でローソンに出会うまでコンビニには一切会わなかった。

 

7/14 10:30 奥只見シルバーラインへ。

ローソンで飲み物を補給して奥只見シルバーラインへ向かう。料金所跡を抜けてすぐに1号トンネル。短めのトンネルとスノーシェッドが交互に続いた後唐突に10km近いトンネルに突入。内部は湧水で湿気がすごい上に10度前後の気温で窓を開けてると寒いくらい。手掘りトンネルなので岩のゴツゴツがとても目立つ。幅が広いわけではなく、更に暗いので結構な息苦しさがあった。長大トンネルはR140雁坂トンネルや首都高山手トンネル、関越トンネルなどなど結構走ったけど息苦しさや圧迫感は段違い。途中工事による片側交互通行を抜けつつ20km弱走ったところで銀山平奥只見ダムで分かれるトンネル内T字路が出現。トンネル内分岐はR140の二瀬ダム近くしか知らんぞ…奥只見ダム方面へ。トンネルを抜けるとフロントガラスが結露で真っ白になりつつ、駐車場に向けて坂を下る。

 

7/14 11:15 奥只見ダム到着

 70年代のドライブインかよって建物が未だに現役なのにびっくりした。ダムカードは山を登った先の電力館で配布とのことなので山登り。途中電源神社なる祠を発見。

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電源神社

旅程の安全を祈願してダムカードをゲット。ダムカードと一緒に記念品としてボールペンももらった。

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奥只見ダムカード

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奥只見ダム下流

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銀山湖

奥只見ダム諸元はこちら。

damnet.or.jp

いやー、すごい山の中。群馬の上野ダムもよっぽどだったけど、奥只見ダムもすごい。ドライブコースとしてはなかなかの距離ではあるけど、悪くないのでたまに来るのはいいかもしれない。

少し周辺を散策したものの、温泉に入りたいために奥只見ダムを後にする。

トンネル内分岐で銀山平方面に向かうと白銀の湯の看板を発見したので、そちらに向かう。

 

7/14 12:00 白銀の湯で休憩をして帰路へ

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白銀の湯

こじんまりしたロッジ風の建物。周辺にはコテージがあってそれに合わせた感じ。

露天には源泉かけ流しがあるものの温めでちょっと寒いので加温されている方に入る。山奥でだらだらとするにはちょうどいい。二度風呂入って山道での疲れを取った後、帰路に。R17に出た後は苗場三国猿ヶ京沼田渋川と抜けて20:30頃には家に着いた。

 

エピローグ

只見川水系のダムは行ってみたいと思っていて、勢いでも行けたのはよかった。思ったよりも回りやすいルートで行けるのは良き発見。奥只見シルバーラインは噂に違わぬ道路であまり頻繁に走りたいとは思えないけど、別ルートの枝折峠もなかなかの酷道だから…仕方ない。

 

次は北陸有峰ダムを目指す予定。