合角ダム
ダムアドベントカレンダー2日目です。
今年は例の感染症のおかげでダムに行くのも不自由し、行ってもカードが貰えず、なんてことが起きていて、今年の予定が狂いました。本来の予定では北陸のダム巡りを予定していたんですが。11月にダムカード配布が再開されましたが、メインにしていたダムが冬季閉鎖なので来年に持ち越しです。
今年はなに書こうか迷ったんですが、秩父4ダムで滝沢ダムに次いで好きな合角ダムについてでも書こうかなーと思います。
※利根大堰にしようとも思ったんですが、行く暇がなかった…
※都合により写真はないです。
合角ダムの諸元
基本情報
秩父4ダムの中では小ぶりです。
堤高60mは奥秩父にそびえる滝沢ダムや日本第2位の堤高を誇る浦山ダムのあとに訪問すると随分小さく見えます。また、特徴的な形であるダム湖の貯水容量1,025万立方メートルは2,180万立方メートルの二瀬ダムの半分程度、6,300万立方メートルの滝沢ダムと比べると1/6程度になります。
もっぱら滝沢ダムや奥只見ダムみたいな巨大なダムが好きなんですが、比較的小柄なこのダムに惹かれたのはいくつか理由があります。
洪水吐き
秩父4ダムでは唯一の越流型で、それも堤頂長の8割位の長さが洪水吐になってます。まだ全面の洪水吐を見たことはないですが、常用洪水吐からは常に水が流れていて綺麗な流紋を見せてくれます。
管理事務所に一番近い駐車場を降りるとすぐ見れるのでお気に入りだったりします。
減勢工
このダムの特徴的なものかなーと思ってます。
大抵のダムは1段で多くても2段が多いと思うんですが、ここは三段の減勢工が仕込まれています。三段それぞれキャラクターも違うので興味深いポイントです。
鑑賞ポイントの多さ
どこからでも見れるのいいですね。周辺に駐車場や鑑賞ポイントが多いので、お気に入りのポイントが見つけられます。個人的なお気に入りポイントは下流の吉田元気村に行く途中の橋から見る堤体前面ですね。バランスの良い堤体がきれいに見える、お気に入りポイントです。
秩父4ダムではいまいちスポットが当たらない合角ダムにスポットを当ててみました。
複数回見に行って徐々に惹かれたので行けば行くほど魅力がある、そんなダムです。
道中は1車線道路や見通しの悪いカーブが多かったりして一般的な山道です。道自体はきれいなのでダムに行ってる人はそんなに苦労しないと思います。