この記事はダムAdvent Calender 12/10分記事です。
埼玉県秩父市は大滝にある滝沢ダム、ドライブするときの距離と道中のワインディングがちょうどよくて頻繁に行ってる。
下から見るとこんな感じ。とても一般的な重力式コンクリートダム。
詳細な諸元はこちら。
堤高132m、堤頂高424m、総貯水量6300万㎥の堂々とした体躯。
ダム湖は秩父もみじ湖の愛称がついていて、ダムの前には下流広場と標高を稼ぐために作られた雷電廿六木橋(ループ橋)が建造されている。
下流広場の脇を流れる不動滝
素晴らしい景色。山の向こうには荒川が作った渓谷と秩父市街が広がっている。
下の写真は非常用洪水吐(クレストゲート)を上から見たもの
この距離で130m近くある。周りがでかいから距離が狂う。
利水放流設備からの放水
夕方くらいに行くと間違いなく見れる。
ダムの中
コンクリートの中にいるのが得も言えぬ圧迫感。「頭上にはどれだけのコンクリートがあるんだろう・・・」と思えること間違いなし。
個人的にはこの感じも好き。一番最初に滝沢ダムに出会ったのがこんな天気のときだったから思い入れあるのかもね。
夜は人の気配はほとんどない。下流広場からは雷電廿六木橋をレンズのようにして満天の星空をくり抜くこともできる。あいにくいいカメラは持ってないので星空を撮ったことはないけど、仕事や生活に疲れたとき、ふらっと車を走らせてその星空をぼんやり眺めるのがとてもいい。