アルコールが呼ぶ声がする

仕事とか車とか酒とか

20230603群馬埼玉山道行脚

最近山やダムや人のいない場所を堪能できてないと思ったのでやった。

予定

どうせ崩れると思いながらも一応予定を立てた。

予定ルート

行脚予定ルート
矢木沢ダムまでは自宅から高速使って移動している。

矢木沢ダムからは県道63→国道291→県道253→県道36→国道145→国道146→国道18→県道213→県道51→国道254→県道45→国道299→県道72→国道140と乗り換えながら奥秩父滝沢ダムまで抜けるルートで、タイトル通り群馬埼玉の山道をただただ走り抜ける。

途中チェックポイント

3つほど休憩地点兼チェックポイントとして設けた。

実績

スタート

6時前に自宅を出発。前日夜から深夜にかけて関東でも大雨、朝になっても影響は残っていて外環と関越の都内寄りは通行止めだった。

仕方がないので、東松山まで下道を走って東松山ICから関越道に乗って、ひとまずは水上ICを目指す。

土曜の朝とは思えない空き具合でまぁまぁ快調。北上するに連れて徐々に天気も良くなり、群馬の山間に向けて気分良く走る。

水上ICからは矢木沢ダムに向けて谷川岳方面へ走る。山を登っていくとどんどん天気が悪くなる。山だしね、仕方ない。

9時過ぎにスタート地点に到着した。

奥利根湖

矢木沢ダムから八ッ場ダム

まずは八ッ場ダムを目指して南下。矢木沢ダムの連絡道路を上がってきたばかりだけど下る。ダム巡りじゃなくて山道巡りが主目的なので。

道路自体はよくある山道で、平均して1.7車線くらいの広さ。見通しもそんなに悪くなくて、道路脇に須田貝ダムの洞元湖を眺めながら走る。天気がいいときは気持ちいいだろうねー。

山奥だけあって、猿も鹿もでてきて、人より動物のほうが多い。猿は道路上にのんびりしてる始末。まぁ日光の猿と違って避けてくれるからかわいいもんだけど。

山を降りて麓の道の駅で休憩する頃にはすっかり晴れていて、絶好のドライブ日和という気候、何なら暑い。15分くらい休憩をしたところで出発。予定通りのルートで八ッ場ダムに向かう。整備された走りやすい道を越えて12時には到着。普段は草津に向かう車で混雑しがちな道も空いててよかった。

八ッ場ダム

八ッ場ダムから碓氷第三橋梁へ

八ッ場から碓氷峠に抜けるためにはまず軽井沢駅前に抜ける。

草津方面に走り、大津の交差点を左折し、少し走ったところで羽根尾の交差点を左折。羽根尾は日本でも珍しい3国道の起点、特にこれといって何かはないのだけど、なんかいい。

軽井沢に向かうルートは浅間山がきれいに見えるルートにもなっていて、この日も素晴らしい眺望が広がっていた。ちょっと寄り道をして浅間山北麓ビジターセンターへ。

車を止めて浅間山を眺める。いやー、とてもよかった。

浅間山

薄っすらと噴気を上げながら佇む浅間山は素晴らしいの一言。

相棒と浅間山

とても良いものを見たので、碓氷峠を目指して運転再開。軽井沢駅前を抜けて碓氷峠へ突入。

碓氷峠を通しで走るのは久しぶりだったのだけど、とても険しい。ある意味山道行脚本番スタートという感じの道。まぁでも走ってるとすごく楽しいのだけど。熊ノ平で小休憩したのだけどトイレがないので、眼鏡橋駐車場まで行ってトイレ休憩。ついでに眼鏡橋まで歩いてカメラに収める。

碓氷第三橋梁

いやぁ、やっぱりいい。ここは落ち着く。この日は人も少なく静かでよかった。

碓氷第三橋梁から上野村

碓氷第三橋梁をそこそこ堪能した後は下仁田経由で上野へ抜ける。

松井田妙義ICから妙義山の東側を抜けるルートでよく使う。走りやすい、車少ない、景色が良い、秩父へ抜けるのにおすすめ。

道中は妙義山が青空に映えて、もう最高。屋根を開けるともっとよかったんだけど、屋根開けるには日差しが強かったので諦め。

下仁田からは南牧を抜けて上野へ行く。このルートは初めて使うので最初不安だったのだけど、実際はとても走りやすい快走路。今度から使おうと思った。

上野村に入り、関東最恐と言われるR299を神流方面へ。長野に抜ける十国峠方面が酷道、埼玉側はそうでもない。走っていると「上野ダム」の表示が見える。「そういえば最近行ってない」ということで急遽予定変更の上で上野ダムへ向かう。

一応日航123便の墜落現場である御巣鷹の尾根へのアプローチ道路でもあるので、そんなに酷い道ではない。トンネルを山道で繋いだような道路。上野ダムはトンネルとトンネルの間にある明かり区間を曲がると駐車場がある。 前に来たときは電波がなかったと思うけど、今回は電波があった。文明があることに驚いた。

上野ダム湖

上野ダムから滝沢ダム

上野ダムは熊が怖かったので早々に退散して下山。R299を小鹿野方面へ向かう。

R299は十国峠が注目されがちだけど、志賀坂峠区間もなかなかのもの。今回一番きつい箇所がここ。群馬側も埼玉側も酷い。THE酷道。人にはあんまりおすすめしないかな、うん。R254で本庄まで出てR462から回ってくるのが無難だと思う。

R299を上って小鹿野に降りてくると最初の大きな交差点は黒海土バイパス入口。ここは左折すると合角ダムに、右折すると旧大滝村方面に抜けられる。今回はここを右折する。

ここから先は勝手知ったるいつもの道。R140と合流したら右折して滝沢ダム方面へ走る。途中、大滝トンネルの工事現場が見れる。現道では荒川に沿って国道が伸びているけど、2027年にはトンネルに切り替わる。便利になるのはいいことだ。自分は旧道区間を走るとは思うけど。

トンネルの山梨側抗口を越えて20分も走れば滝沢ダムに到着。今回のゴール地点。

滝沢ダム下流から

帰宅

思ったより早く回れたのでさっさと帰る。下道で帰るつもりではいたのだけど、嵐山小川ICまで来たところで渋滞情報がないことに気付いて関越道に乗る。あとはそのまま戸田西まで抜ければ終わり。


予定では480km程度だったのだけど、実績としては600km。120km増えたのはよくわからないけどよくあることだからまぁいいか。時々こういうアホなルート選定をして走り回るのも楽しくていい。相棒がちょっと調子悪い時期なので修理をしたり消耗部品を替えたりとした後にまたやろう。なんだかんだで結局ダム巡りみたいなことになるのが自分らしいっちゃらしい。